PS4で車ゲームを探している人の中には、コースを周回するだけではなく、広いマップを自由に走り回れるオープンワールド作品を遊びたいと考えている人が多いはずです。
ただし、PS4の車ゲームとひと口にいっても、街を流すドライブ重視の作品、警察とのチェイスが熱いストリート系、オフロード走破が主役の作品、クラッシュの爽快感を前面に出した作品など、遊び味はかなり異なります。
そのため、単に人気作を選ぶだけだと、思っていたよりレース寄りだった、自由走行はできるけれど世界の広さを活かしきれなかった、逆に目的が多すぎて何から始めればいいかわからなかったというズレが起こりやすいです。
PS4世代では、長く遊ばれている定番作に加えて、アップデートで評価を高めた作品や、レース以外の運搬や探索を主軸にした“車で世界を旅する感覚”の強い作品も選べるようになりました。
そこで本記事では、PS4で遊べるオープンワールドの車ゲームを、自由度、爽快感、カスタム性、遊びやすさ、ソロ向きかどうかという視点から整理し、おすすめ候補をわかりやすく紹介します。
あわせて、どの作品が街を気ままに流したい人に向くのか、どの作品がやり込み向けなのか、セールで選ぶときに何を確認すべきかまで掘り下げるので、自分に合う一本を絞り込みやすくなります。
PS4で遊べるオープンワールドの車ゲームおすすめ7選
最初に結論からいうと、PS4でオープンワールドの車ゲームを探すなら、まずは自分が求める“自由”の中身をはっきりさせることが大切です。
広い道路を気持ちよく流したいのか、イベントを次々こなしたいのか、警察との追走を楽しみたいのか、泥道や雪道を攻略したいのかで、ベストな候補は変わります。
ここでは、PS4で実際に選ばれやすい代表作の中から、遊び方の違いがはっきりしていて比較しやすい作品を優先して並べました。
どれも方向性が違うため、単純な順位というより、どんな人に合うかを重視して読むと失敗しにくくなります。
ザ クルー:モーターフェス
華やかな景色の中を気持ちよく走りたい人に最初に挙がるのが、ハワイを舞台にしたザ クルー:モーターフェスです。
街並み、海沿い、山道、自然エリアまで一つの世界としてつながっているため、目的地を決めずに流しているだけでも旅行感が出やすく、オープンワールドの魅力を素直に味わえます。
イベントも“競技”一辺倒ではなく、カーカルチャーをテーマにしたプレイリスト方式で進むので、車種や遊び方の幅に触れやすく、次に何をすればいいか迷いにくい点も強みです。
一方で、シビアな実車シミュレーターを求める人より、爽快で映える走りを楽しみたい人向けの性格が強く、派手さやテンポ感を重視する人ほど満足しやすい作品といえます。
ザ クルー2
マップのスケール感と“長く遊べる一作”を重視するなら、ザ クルー2は今でも有力候補です。
全米をモチーフにした広いフィールドを走れるため、単純なレースの勝敗よりも、場所を移動する楽しさや、道路のつながりそのものを味わいたい人と相性がいいです。
空や水上まで含めた乗り物の切り替えが話題になりやすい作品ですが、車ゲームとして見ても、ドライブの気分転換とイベント消化のバランスが取りやすく、継続プレイに向いています。
最近の作品と比べると見た目や演出に時代を感じる部分はあるものの、広い世界を自由に使える感覚はなお魅力的で、セール時のコストパフォーマンスも高めです。
Need for Speed Heat
夜の街を舞台に、ストリートレースと警察チェイスの緊張感を味わいたいなら、Need for Speed Heatが最有力です。
昼は賞金稼ぎ、夜はリスクを背負って名声を高めるという流れがわかりやすく、走る理由が自然に生まれるため、ただ広いだけのマップよりも“刺激のあるオープンワールド”を求める人に向きます。
カスタム要素も触りやすく、車を育てていく実感を得やすいので、見た目と性能を両方いじりながら自分の愛車を作りたい人には特に楽しいです。
その反面、のんびり観光ドライブをするよりは、テンポ良く稼ぎと逃走を回すゲーム性が中心なので、まったり流すゲームを期待すると少し忙しく感じることがあります。
Need for Speed Payback
映画的な展開や派手な演出を重視するなら、Need for Speed Paybackも十分候補に入ります。
ストーリー色が比較的強く、ミッションごとに見せ場が用意されているため、自由走行だけでなく“アクション寄りの車ゲーム”として楽しみたい人には刺さりやすいです。
Heatほど夜の緊張感に特化してはいませんが、そのぶん演出のわかりやすさがあり、レースゲームが久しぶりの人でも入りやすい構成です。
ただし、完全に自由なドライブを第一に考える人より、ミッションを進めながら世界を移動する遊び方が好きな人向けなので、物語主導か自由走行主導かで選び分けると失敗を防げます。
Burnout Paradise Remastered
細かいことを気にせず、スピード感とクラッシュの爽快さを浴びたいなら、Burnout Paradise Remasteredは今遊んでも独特の魅力があります。
目的地までのルート取りを自分で判断しながら猛スピードで街を駆け抜ける感覚が気持ちよく、一般的なレースゲームとは違う“勢いで遊ぶ楽しさ”が前面に出ています。
オープンワールドの作りも、広さそのものよりショートカット探索や交差点の判断が面白さにつながっており、マップを覚えるほど走りが洗練されていきます。
リアル志向の挙動や落ち着いたドライブとは方向性が違うため、純粋な爽快感、破壊表現、アーケードらしい気持ちよさを求める人におすすめです。
Wreckfest
ぶつけ合いも含めて豪快に遊びたいなら、Wreckfestはかなり個性的な選択肢です。
一般的な“街を自由に走る”タイプのオープンワールド作品とは少し立ち位置が異なりますが、車体の壊れ方や接触の迫力が強く、勝つために綺麗に走るだけではない面白さがあります。
オープンワールド感そのものを最重視する人には優先度が下がる一方で、PS4で遊べる車ゲームの中でも、クラッシュ表現と乱戦の楽しさはかなり代えがたい魅力です。
自由走行よりレース中の混沌を楽しみたい、きっちりしたライン取りよりも“生き残る”競り合いが好きという人なら、他の候補と違う満足感を得やすいでしょう。
SnowRunner
レースではなく、車で世界を攻略する感覚を求めるなら、SnowRunnerは外せません。
泥、雪、川、傾斜といった悪路を大型車両で切り抜けるゲームなので、一般的なスピード重視の車ゲームとはまったく違いますが、オープンワールドの“地形を読む面白さ”は非常に濃いです。
最短距離を飛ばす快感ではなく、荷物を運ぶためにルートを考え、装備を見直し、無理をするとすぐ立ち往生する緊張感があり、地道な達成感が好きな人に向いています。
気軽な爽快レースを期待すると重たく感じるものの、オフロード、トラック、実務的なドライブ、環境攻略が好きな人には、むしろ一番深くハマる可能性がある一本です。
自分に合う一本を決める選び方
候補を見てもまだ決めきれないときは、作品名より先に“どういう時間を過ごしたいか”を考えると選びやすくなります。
オープンワールドの車ゲームは、自由に走れるという共通点があっても、実際のプレイ体験はかなり違います。
ここでは、選ぶときに特にズレが起きやすいポイントを三つに絞って整理します。
まずは走る目的で選ぶ
最も大事なのは、走る目的が“観光ドライブ”なのか、“イベント消化”なのか、“競争やチェイス”なのかを切り分けることです。
景色を眺めながら気持ちよく巡りたいならザ クルー系が有力で、緊張感のある逃走劇を求めるならNeed for Speed Heatが合いやすく、悪路攻略を楽しむならSnowRunnerが別格になります。
この違いを見落として選ぶと、広い世界はあるのに忙しすぎる、逆に自由だが刺激が足りないと感じやすいため、ゲーム内容の“濃さ”より“目的の一致”を優先したほうが満足度は高くなります。
- 景色重視ならザ クルー:モーターフェス
- 広さ重視ならザ クルー2
- チェイス重視ならNeed for Speed Heat
- 演出重視ならNeed for Speed Payback
- 爽快感重視ならBurnout Paradise Remastered
- 破壊重視ならWreckfest
- 悪路攻略重視ならSnowRunner
自分が一番やりたい体験を一つ決めるだけでも、候補はかなり絞り込みやすくなります。
操作感の好みで選ぶ
同じ車ゲームでも、ハンドリングが軽快でアーケード寄りなのか、重さや路面の影響を感じやすいのかで、好みは大きく分かれます。
気軽にアクセルを踏み込んで爽快に遊びたいならBurnout Paradise Remasteredやザ クルー:モーターフェスが入りやすく、地面の抵抗や重量感を味わいたいならSnowRunnerやWreckfestのほうが印象に残りやすいです。
とくにオープンワールド作品は移動時間が長くなりやすいため、イベント内容以上に“運転しているだけで気持ちいいか”が継続率を左右します。
見た目や知名度だけで決めるのではなく、軽快さを楽しみたいのか、重機を扱うような手応えを味わいたいのかを先に決めると、購入後の後悔を避けやすいです。
遊ぶ環境で選ぶ
最後に見落としやすいのが、オンライン前提か、ソロ中心か、短時間プレイ向きかという遊ぶ環境の違いです。
セッションに入りやすく、派手なイベントで盛り上がりたいならザ クルー系は相性がよく、ひとりでコツコツ進める満足感を求めるならSnowRunnerのような作品は非常に強いです。
| 重視する環境 | 向きやすい作品 |
|---|---|
| 短時間で爽快感を得たい | Burnout Paradise Remastered |
| 一人で長く遊びたい | SnowRunner、ザ クルー2 |
| オンラインの賑わいを感じたい | ザ クルー:モーターフェス、ザ クルー2 |
| 追走や緊張感を楽しみたい | Need for Speed Heat |
ゲーム機を起動してどんな気分で遊ぶことが多いかまで想像すると、自分に合う一本が見えやすくなります。
タイプ別におすすめを絞り込むコツ
ここからは、検索ユーザーが特に迷いやすい“自分はどのタイプか”をもう少し具体的に掘り下げます。
ゲーム名だけを覚えるより、自分の性格や遊び方に当てはめて考えたほうが、購入後に満足しやすいからです。
友人の評価よりも、自分がゲームに何を求めるかを基準に読むのがおすすめです。
ドライブ気分を味わいたい人
勝敗よりも“走っている時間そのもの”を楽しみたい人には、景色の変化がわかりやすく、移動そのものに意味を感じやすい作品が向いています。
このタイプは、レースの難しさやストーリーの濃さより、道路の広さ、街の雰囲気、寄り道のしやすさを重視する傾向があるため、ザ クルー:モーターフェスやザ クルー2が候補の中心になります。
逆に、常に警察に追われる緊張感や、激しい接触の応酬を主役にした作品は、落ち着いて流したい人には少し忙しく感じることがあります。
- 景色と気分の良さを優先する
- 移動そのものが楽しい作品を選ぶ
- 寄り道しやすい世界を重視する
- 高難度よりテンポの良さを取る
この傾向に当てはまるなら、“勝つためのゲーム”より“走るためのゲーム”を選ぶのが正解です。
刺激の強いレースを楽しみたい人
ただ走るだけでは物足りず、緊張感、速度感、勝負の熱さを求める人は、イベント密度が高く、逃走や競争がゲームの核になっている作品を選ぶと満足しやすいです。
Need for Speed Heatはまさにその代表で、夜のリスク管理や警察チェイスがプレイの軸になるため、オープンワールドでありながら毎回の走行に意味が生まれます。
Burnout Paradise Remasteredも別方向の刺激が強く、ルート判断とクラッシュの爽快感でアドレナリンが出やすいので、静かなドライブより勢い重視の人と相性がいいです。
勝敗の緊張感が好きな人は、自由度だけでなく“走るたびに気持ちが上がるか”を判断基準にすると選びやすくなります。
変わり種を探している人
王道のストリートレースに飽きていて、もっと違う車ゲーム体験を求めている人には、SnowRunnerやWreckfestのような変化球が候補になります。
SnowRunnerはスピードよりも地形攻略、Wreckfestは綺麗な走りよりも接触と生存が面白さの中心なので、どちらも一般的なレースゲームとは評価軸が異なります。
| タイプ | 向く作品 | ハマる理由 |
|---|---|---|
| 悪路や作業感が好き | SnowRunner | 地形攻略に深みがある |
| 壊し合いが好き | Wreckfest | 接触の駆け引きが濃い |
| 映画的演出が好き | Need for Speed Payback | 見せ場が多い |
“有名だから”ではなく、“ほかの作品では味わえない感触があるか”で選ぶと、印象に残る一本に出会いやすくなります。
買う前に確認したい注意点
PS4のオープンワールド車ゲームは魅力的な作品が多い一方で、選び方を間違えると不満が出やすいジャンルでもあります。
とくに、オープンワールドという言葉だけで購入すると、想像していた遊び方と違ったという失敗が起きやすいです。
ここでは、購入前に見ておきたい現実的なチェックポイントを整理します。
オープンワールドの意味を取り違えない
まず注意したいのは、“オープンワールド”といっても、自由走行の比重やイベント導線の強さは作品ごとにかなり違うことです。
広いマップがあるだけで、実際にはイベント進行が中心の作品もあれば、寄り道そのものに価値がある作品もあります。
そのため、自由に流したい人はマップの大きさだけでなく、走行中の気持ちよさや寄り道のしやすさを重視し、逆に刺激がほしい人はチェイスやレースの密度を優先したほうが満足しやすいです。
言い換えると、“広い”と“自由で楽しい”は同じ意味ではないので、何をしている時間が長いゲームなのかを見極めることが重要です。
セール価格だけで決めない
PS4ソフトはセール対象になることが多く、値段の安さで手を出しやすい反面、安いからという理由だけで買うと積みやすいです。
たとえば、SnowRunnerは価格以上の深さがありますが、軽快なレースを求める人には重すぎる可能性があり、逆にBurnout Paradise Remasteredは爽快ですが、じっくり育成したい人には物足りないことがあります。
- 安さより遊び方の一致を優先する
- 自分が遊びたい時間帯を想像する
- 短時間向きか長時間向きかを見る
- 爽快系か作業系かを確認する
セールは背中を押す要素にはなりますが、作品の方向性が合っていることが前提です。
初心者は難しさの質を見る
初心者が見落としやすいのは、難しいかどうかではなく、“何が難しいのか”という質の違いです。
Need for Speed Heatは逃走の判断が難しく、SnowRunnerは地形対応と段取りが難しく、Wreckfestは接触だらけの中で生き残る判断が難しいというように、同じ車ゲームでも要求される力が違います。
| 作品 | 感じやすい難しさ | 向く人 |
|---|---|---|
| Need for Speed Heat | チェイス時の判断 | 刺激を楽しめる人 |
| SnowRunner | 地形攻略と段取り | じっくり型の人 |
| Burnout Paradise Remastered | 高速移動中の判断 | 反応重視の人 |
| ザ クルー2 | 広い中での遊び方整理 | 寄り道好きの人 |
自分が苦手な難しさを避けるだけでも、最初の一本選びはかなりラクになります。
後悔しにくい選び方の結論
PS4でオープンワールドの車ゲームを選ぶときは、まず“広い世界を自由に流したいのか”“レースやチェイスで刺激を得たいのか”“悪路や作業感を楽しみたいのか”を分けて考えることが大切です。
景色とドライブ感を求めるならザ クルー:モーターフェスやザ クルー2が選びやすく、夜の緊張感やストリート色を重視するならNeed for Speed Heat、勢いと爽快感を浴びたいならBurnout Paradise Remasteredが有力です。
また、定番から少し外れた満足感を求めるなら、破壊と混戦が魅力のWreckfest、悪路攻略と達成感が濃いSnowRunnerのように、車ゲームの中でも役割がはっきり違う作品に目を向けると選択肢が広がります。
安さや知名度だけで決めるより、自分が“何をしている時間を一番楽しいと感じるか”を基準にすると、購入後の満足度は大きく上がります。
PS4には今でも個性の違う名作が揃っているので、今回紹介した特徴を手がかりに、自分に合う一本を選べば、単なるレース以上の“走る楽しさ”をしっかり味わえるはずです。

