PS4を100均で冷却する方法|熱がこもりにくい置き方と避けたい対策まで整理!

PS4の動作音が急に大きくなったり、本体まわりの熱が気になったりすると、「できればお金をかけずに冷却したい」と考える人は少なくありません。

そのとき検索されやすいのが、すのこ、USB扇風機、ワイヤーネット、ケーブルクリップなど、100均でそろえやすいアイテムを使った熱対策です。

ただし、PS4の冷却は「強い風を当てればいい」という単純な話ではなく、通風孔をふさがないこと、熱が抜ける向きを邪魔しないこと、ホコリを増やさないこと、そして故障のサインを見逃さないことがとても重要です。

安く済ませたい気持ちだけで自己流の対策をすると、見た目は改善したようでも排気が循環してしまったり、逆にホコリを吸い込みやすくなったり、熱源の近くに置いてしまったりして、かえって本体に負担をかける場合があります。

この記事では、PS4を100均で冷却する方法を前提に、まず何から優先して見直すべきか、実際に使いやすいグッズは何か、避けたほうがいい対策は何か、そして100均の工夫だけでは足りない症状はどこで見分けるのかまで、順番に整理していきます。

PS4を100均で冷却する方法

PS4の熱対策で最初に意識したいのは、本体の温度そのものを無理に下げることより、熱がこもらない環境を作ることです。

PS4は本体の通風孔から吸気と排気を行う設計なので、100均アイテムを使う場合も、内部構造をいじるのではなく、置き方、空間、配線、周囲の風の流れを補助する考え方が基本になります。

つまり、安価な対策で効果を出しやすい順番は、底上げ、周辺スペースの確保、排気まわりの障害物除去、補助ファンの追加、ホコリ対策の見直しです。

まずは本体の下に空間を作る

100均でできるPS4の冷却対策として、もっとも取り入れやすく、しかも失敗しにくいのが、本体の下に少しだけ空間を作る方法です。

PS4をテレビ台や棚板にべったり置くと、底面付近に熱がこもりやすくなり、周囲の空気が動きにくくなるため、ファンの回転数が上がりやすくなります。

そこで、すのこ、小型の木製ラック、ゴム足代わりになるクッション材などを使って数センチの隙間を確保すると、熱気の逃げ道が増え、設置面の熱だまりを減らしやすくなります。

大切なのは高く上げすぎることではなく、安定した状態でわずかな通気スペースを作ることで、ガタつく置き方や片側だけ浮く置き方は、ディスク読込時の振動や落下リスクにつながるため避けるべきです。

すのこは手軽だがサイズと強度を確認する

100均の冷却対策で定番になりやすいのが木製すのこですが、何でも敷けばよいわけではなく、PS4のサイズに対して小さすぎないことと、荷重でたわみにくいことが重要です。

小さすぎるすのこは接地面が不安定になり、PS4本体の重さが一点に偏るため、振動やズレが起きやすくなります。

また、木材のすき間が広すぎると、置いた位置によっては本体が斜めになりやすいので、複数枚を重ねる場合も水平を保てるかを先に確認したほうが安心です。

すのこは「本体を底上げする補助具」としては優秀ですが、冷却装置そのものではないため、置き場所が狭いままなら効果は限定的であり、棚の奥に押し込んだまますのこだけ入れても改善幅は大きくなりません。

排気の向きに合わせて周辺を片づける

PS4の冷却は、本体の近くに物が多いだけで効率が落ちやすいため、100均グッズを買う前に、まず排気の向きに合わせて周辺を片づけるのが近道です。

ゲームソフトのケース、外付けHDD、充電ケーブル、Wi-Fiルーター、タブレットスタンドなどが本体の背面や側面に密集していると、熱気がその場にとどまり、温かい空気をまた吸い込む循環が起こりやすくなります。

そのため、本体の周囲だけは意識して空けておき、熱が抜ける方向に壁や小物を置かない配置へ変えるだけでも、体感できるほど音が落ち着くケースがあります。

冷却対策というと追加アイテムに目が向きがちですが、実際には「熱の出口を空ける」ことのほうが重要で、しかも費用がかからないので、最初に必ず試したい方法です。

USB扇風機は当て方を間違えない

100均や300円から500円帯のショップで買いやすいUSB扇風機は便利ですが、PS4本体へ強く直撃させればよいわけではなく、熱気を逃がす補助として使う発想が向いています。

本体に向かって正面から風を当てると、一見冷えそうに感じても、吸気と排気の流れを乱してしまい、内部の設計されたエアフローを崩す可能性があります。

おすすめなのは、排気がこもりやすい背面付近の空気を動かすように置く方法で、熱気が同じ場所にとどまらないよう横から逃がす使い方のほうが現実的です。

また、USB扇風機は便利でもホコリを舞わせやすいため、床付近のホコリが多い部屋やカーペットの近くでは逆効果になることがあり、風量より設置位置を優先して調整するのがコツです。

ケーブル整理は冷却対策として意外に効く

PS4の背面は、電源ケーブル、HDMI、LANケーブル、USB充電ケーブルなどが集まりやすく、配線が垂れ下がって排気の流れを邪魔していることがあります。

そこで100均のケーブルクリップやコードフックを使い、配線を背面から少し逃がすだけでも、熱の抜け方が素直になり、掃除のしやすさも上がります。

とくにテレビ台の裏側でコードが束になっている環境では、熱がこもるうえにホコリもたまりやすいため、見た目以上に冷却効率へ影響しやすいポイントです。

冷却用アイテムとしては地味に見えますが、風の通り道を作り、掃除もしやすくするという意味で、100均の配線整理グッズはかなり実用的だと考えてよいでしょう。

棚の中よりオープンな場所を優先する

PS4を見た目重視でテレビボードの棚の中へ入れている場合、100均の工夫より先に、置き場所そのものを見直したほうが効果が出やすいです。

前面が開いていても、背面の板や側面の囲いで熱が抜けにくい棚では、温風が内部に滞留し、室温以上に本体まわりの空気が熱くなりやすくなります。

こうした環境でUSB扇風機やすのこを追加しても、熱い空気が棚の中を回るだけになりやすいため、まずは棚の外や風通しのよい上段へ出す判断のほうが合理的です。

スペースの都合で棚の中に置くなら、背面の抜け、左右の余白、前面の開放感を見直し、少なくとも熱が逃げる方向だけは塞がないようにしておく必要があります。

爆音が続くなら冷却より掃除と修理を疑う

100均での冷却対策は、あくまで通気環境を整える補助なので、すでにファンが常に爆音になっている、熱警告が出る、勝手に電源が落ちるという状態まで進んでいるなら、それだけで解決する可能性は高くありません。

長年使ったPS4では、通風孔や内部にホコリが詰まっていたり、ファンの汚れが進んでいたり、内部の放熱部材が劣化していたりすることで、外から風を当てても改善しにくくなります。

この段階では、外装周辺の掃除、通風孔のホコリ除去、設置環境の改善をしても変化が薄いなら、無理に使い続けず、点検や修理の検討へ切り替えるほうが安全です。

つまり、100均冷却は「予防や軽い改善」には向いていますが、「明らかな異常」を根本解決する方法ではないため、症状の重さを見誤らないことが大切です。

100均でそろえやすい冷却補助グッズの考え方

ここでは、PS4の冷却対策で使いやすい100均アイテムを、単なる名称紹介ではなく、何に役立つのかという視点で整理します。

大事なのは、冷やすための専用品を探すことではなく、通気を助ける、熱を逃がす空間を作る、配線や周辺物を片づけるという目的に合ったものを選ぶことです。

また、100均といっても110円商品だけでなく、330円や550円の小型家電が含まれる店もあるため、価格だけでなく用途の相性も見て判断したほうが失敗しにくくなります。

使いやすい候補を先に絞る

PS4向けに100均で選ぶなら、最初に見るべきなのは「底上げ」「送風補助」「配線整理」の3系統です。

この3つは本体を分解せず、戻したくなったときもすぐ元に戻せるため、低コストで試しやすい対策として相性が良好です。

  • 木製すのこ
  • 小型ラック
  • 耐震クッション
  • USB扇風機
  • ケーブルクリップ
  • コードフック

逆に、通風孔を覆うカバー類や、排気口の近くへ密着させる飾り棚のような使い方は、冷却より見た目を優先しすぎてしまい、本来の目的から外れやすいので注意が必要です。

アイテムごとの役割を表で整理する

100均グッズは値段が近いため何となく買ってしまいがちですが、用途を分けて考えると選びやすくなります。

以下の表は、PS4の熱対策としてどの場面に向くかを簡単に整理したものです。

アイテム 主な役割 向いている使い方
すのこ 底上げ 本体下に空間を作る
小型USB扇風機 送風補助 排気周辺の空気を動かす
ケーブルクリップ 配線整理 背面の風の通り道を確保する
ワイヤー棚 設置改善 熱がこもりにくい台を作る
耐震マット 安定性補助 滑り防止と微調整に使う

表を見るとわかる通り、どれも単体で劇的に冷やすものではなく、PS4が本来持っている排熱を邪魔しないよう補助するための道具として使うのが現実的です。

買う前に見ておきたい選び方

100均アイテムを選ぶときは、価格より先に、耐荷重、サイズ、滑りにくさ、設置後の安定感を確認することが大切です。

とくにPS4本体の下へ置くものは、横幅が足りない、素材が柔らかすぎる、脚の高さが揃わないといった理由で不安定になりやすく、かえって使いにくくなります。

また、小型USB扇風機を選ぶ場合は、羽根の風量だけでなく、角度調整のしやすさや固定方法も重要で、置き場所が限られるテレビ台まわりではクリップ式のほうが使いやすい場面があります。

安いからまとめ買いするより、まずは一つずつ試して、ファン音や本体周辺の熱気、掃除のしやすさがどう変わるかを確認しながら絞り込むほうが、結果として無駄が少なくなります。

やってはいけないPS4の冷却対策

100均で工夫できることは多い一方で、危険だったり、見た目の割に効果が薄かったりする対策もあります。

冷却は自己流になりやすい分、間違った方法を避けること自体が大きな改善になるので、ここでは失敗しやすい例を先に押さえておきましょう。

とくに、通風孔を塞ぐ、ホコリを増やす、電源まわりを不安定にする方法は、費用が安くても採用しないほうが安全です。

通風孔の近くを布やカバーで覆わない

ホコリよけのつもりで布をかぶせたり、見た目を整えるためにカバーを密着させたりすると、PS4が必要とする吸気と排気を妨げてしまいます。

本体まわりをすっきり見せたい気持ちは理解できますが、冷却対策では「隠す」より「空ける」が基本なので、熱が出入りする場所には余計なものを置かないのが正解です。

  • 布をかける
  • 排気口の前にケースを置く
  • 本体上に物を重ねる
  • 狭い箱の中へ入れる

とくに使っていないときのホコリ対策として布をかける場合も、通電中にそのまま使わないよう習慣化しておくことが大切です。

冷却のために不安定な縦置きをしない

見た目や省スペースのために縦置きを選ぶ人は多いですが、専用スタンドなしで不安定な台へ立てる方法は、冷却以前に転倒リスクが高くおすすめできません。

また、縦置きのほうが必ず冷えるという単純なものでもなく、周囲の空間や排気の抜け方が悪ければ、横置きより有利になるとは限りません。

置き方 利点 注意点
横置き 安定しやすい 下の通気確保が必要
縦置き 省スペース 安定したスタンドが必要
棚内設置 見た目が整う 熱がこもりやすい

専用スタンドがない状態で、100均の台だけで無理に縦置きへ寄せるより、横置きでしっかり底上げし、左右と背面の余白を確保したほうが、総合的には安全で扱いやすいです。

異常症状を100均対策だけで引っぱらない

警告表示が出る、短時間で本体がかなり熱くなる、ソフトが強制終了する、電源が落ちるといった症状があるなら、100均の工夫だけで様子見を長引かせないほうがよいです。

こうした症状は、設置環境だけでなく、内部のホコリ詰まり、冷却ファンの不調、放熱部の劣化などが関係している可能性があり、外側の工夫では限界があります。

むしろ「安く済ませたい」気持ちで使い続けるほど、本体への負担が増え、別の故障につながることもあるため、異常の段階では早めに掃除や点検へ切り替える判断が大切です。

100均対策は便利ですが、正常な本体の通気環境を良くするための補助であって、明確な不具合を解消する治療ではないと考えておくと判断を誤りにくくなります。

費用を抑えながら効果を高める設置のコツ

同じ100均アイテムを使っても、置き方が違うだけで体感差が出ることは珍しくありません。

そこでこのセクションでは、買い足すより前に見直したい設置のコツを、実践しやすい順で整理します。

重要なのは、高価な冷却台をまねることではなく、PS4のまわりに熱気が滞留しない配置を作ることです。

本体の後ろに熱だまりを作らない

PS4は背面側に熱がたまりやすいため、壁ぴったりや家具の背板近くに置いていると、排気した空気が逃げずに戻ってきやすくなります。

そのため、後ろ側にはできるだけ余白を取り、配線の束や電源タップを密集させないようにすると、熱の抜け方がかなり改善します。

とくにテレビボードの奥で配線が絡んでいると、掃除しづらくホコリもたまりやすいため、冷却とメンテナンスの両面で不利です。

後ろを空けるのが難しいなら、せめて排気方向にある物だけでも減らし、温風が壁へ直撃して戻ってこない角度へ少し位置をずらすだけでも意味があります。

小物の整理順を決めると片づけやすい

冷却対策は続かなければ意味がないので、配線と周辺機器の整理は「どこへ逃がすか」を先に決めてから100均グッズを使うと失敗しにくいです。

おすすめは、PS4の周辺を本体、電源系、映像系、充電系に分けて、熱の出る本体まわりだけは何も密集させないルールを作ることです。

  • 本体の左右は空ける
  • 背面の配線は束ねすぎない
  • 外付け機器は少し離す
  • 床置きケーブルを減らす

このように整理の順番を決めておくと、ただ見た目を整えるだけでなく、風の通り道と掃除のしやすさを同時に確保できるため、冷却対策としても理にかなっています。

安く組むなら優先順位を決める

費用を抑えてPS4の冷却を改善したいなら、最初から多くのグッズを買うのではなく、順番を決めて試すのが効率的です。

目安としては、第一に底上げ、第二に背面と側面の空間確保、第三に配線整理、第四に必要ならUSB扇風機という流れにすると、過不足の少ない対策になります。

優先度 対策 狙い
底上げ 設置面の熱だまりを減らす
周辺の片づけ 排気の通り道を作る
配線整理 背面の滞留熱を減らす
補助ファン 熱気の停滞を防ぐ

この順番なら、無駄買いを防ぎながら、本当に必要な対策だけを残しやすく、結果として100均の範囲でも満足度の高い冷却環境を作りやすくなります。

100均対策では足りない症状の見分け方

PS4の熱対策を考えるときは、どこまでが環境改善で対処できる範囲で、どこからが点検や修理を考える範囲なのかを知っておくことも大切です。

ここを曖昧にすると、効果の薄い対策を続けて時間だけを使ってしまい、本体の状態を悪化させることがあります。

冷却アイテムの工夫と、故障サインの切り分けを同時にできるよう、判断材料を整理しておきましょう。

環境改善で様子を見てもよいケース

起動直後は静かで、長時間プレイや高負荷のゲームでだけファン音が大きくなる程度なら、まずは設置環境の改善から始める価値があります。

とくに、棚の中に置いている、周囲に物が多い、床の近くでホコリが多い、配線が排気を邪魔しているといった状況なら、100均を活用した改善で変化が出る可能性があります。

  • 高負荷時だけ熱い
  • 電源落ちは起きていない
  • 警告表示は出ていない
  • 設置環境に問題がある

このような場合は、まず外側から整えるだけでも十分意味があり、過剰に分解や修理へ進む前に、基本的な通気改善を試す価値があります。

修理や点検を考えたい症状

一方で、短時間でも本体が極端に熱くなる、ファンがずっと最大音に近い、熱に関する警告が表示される、ゲーム中に電源が落ちるといった症状は、環境改善だけでは追いつかない可能性があります。

こうした状態は、内部のホコリ詰まりだけでなく、冷却ファンの異常や内部部品の劣化が関係していることもあり、無理に使い続けるほど本体への負担が増えます。

症状 まず行うこと 判断の目安
ファン音が大きい 設置と掃除の見直し 改善しなければ点検
高温警告が出る 使用停止と冷却 再発するなら修理検討
電源が落ちる 直ちに使用中止 早めに点検相談
異臭がする 電源を切る 自己判断で継続しない

100均対策で改善しないどころか症状が強い場合は、安さにこだわり続けるより、本体を守る方向へ考えを切り替えたほうが結果的に損をしにくいです。

掃除に進む前の考え方

熱対策として掃除は有効ですが、どこまで自分でやるかは慎重に判断したほうがよく、通風孔まわりの外側清掃と内部の分解清掃は別物です。

外から見えるホコリをやさしく取り除く、周辺のホコリを減らす、設置場所を変えるといった範囲なら始めやすいですが、分解を伴う清掃は保証や破損リスクも考える必要があります。

冷却効果だけを求めて無理に内部へ触ると、別の不具合を作ることもあるため、異常が強い場合ほど自己流より点検相談を優先したほうが安心です。

つまり、100均の工夫は入口として便利でも、症状の段階に応じて掃除、点検、修理へ切り替える線引きを持つことが、PS4を長く使うための現実的な考え方になります。

安く整えて長く使うための考え方

PS4の冷却を100均で考えるときは、特別な道具を探すことより、熱がこもらない環境を作ることを優先すると失敗しにくくなります。

具体的には、すのこや小型ラックで底上げし、背面と側面の余白を確保し、ケーブルクリップで配線を逃がし、必要に応じてUSB扇風機で排気まわりの空気を動かす流れが現実的です。

一方で、布をかぶせる、棚の中へ押し込む、不安定な縦置きをする、異常症状を100均対策だけで引っぱるといった方法は、冷却対策としては避けたほうが安全です。

ファン音が気になる程度なら環境改善から始める価値がありますが、熱警告、電源落ち、強い異臭のような症状があるなら、通気改善だけで済ませず、掃除や点検、修理の検討へ進む判断が大切です。

安く済ませたいときほど、たくさん買うより、置き方を整える、熱の出口を空ける、必要な物だけ足すという順番で進めると、PS4に無理をさせず、コストも抑えながら使いやすい環境を作れます。

この記事を書いた人
ユウジ

PS4を長年愛用するゲーム好き。コントローラーのトラブル対処や中古本体の選び方、周辺機器の情報を初心者にもわかりやすく紹介しています。

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